スターウォーズ9「スカイウォーカーの夜明け」 勝手すぎる感想
カイロ・レンの笑顔が見れて良かったですね。
待望のキスシーンもあり、大満足でした。
ハリソンフォードの本当の息子なんじゃないかと思うほど、二人がそっくりで感動した!!!
ハリソンフォードが、アダムに寄せていってくれた気がします。
【ネタバレを含みます!】
気に入らなかったところ
①ローズの扱い
レジスタンスの中では、ローズの格は上がり中心的な役割をしているようにも見えました。
しかしロースの口からは、衝撃の言葉が。。。エクセゴルにみんなで向かうときに「私は残れって言われたわ・・・」
もうこれが、「ネットアンチからは、ブスなんだから出る尺を短くしろって言われたわ」と同義にしか聞こえなかった。
前作でフィンを命がけで助けたローズに対してのこの扱いはひどいと思う。
あと、ローズの姉の死も、最終作では報われたんだと気づかせるような描写もあったほうがよかったのでは?
②傷の癒し合戦
ディズニーが、フォースを魔法にしてしまったことは酷評されています。
傷を負っても、癒せるのはとっても魅力的なのですが、
回復できる前提だと、戦闘シーンの緊張感が失われると思うのです。
やっぱり伝統のフォースの力である、読心術、ものを動かす力を最大限に描写してまとめあげて欲しかった。
「マンダロリアン」でも、ベイビーヨーダが主人公を癒そうとするシーンがありました。
これは『最後のジェダイ』で出てくるであろう「フォースで傷を癒すのはちょっと・・・」という批判を払拭するための
根回しに思えました。
世界一キュートなベイビーヨーダが昔から使ってたから
いいでしょ!!!
ってことですね。危うく説得されそうになったのですが、傷を癒す、死から蘇らせる能力が当たり前なのであれば
アナキンは、パドメが死ぬことになっても、フォースの力を使って治せるから
ダークサイドには落ちなかったはずですよね。
せっせとフォースの力を磨いていたはずです。
そういうところ、詰めが甘かったのではないでしょうか。
良かったところ
①ボブ・フリック!
シス語が話せるように、C3POをいじるクリーチャーですね。
クリーチャーの中でも、ボブフリックは根強い人気を獲得しそうな予感。
その有能さと対照的なのんびりした性格は、愛らしく、
一気にファンになってしまいました。
何よりも、C3POとの会話は可愛らしく、物語に秀逸なユーモアを付与していました。
さようなら、ポーグ。
②レイも結局はパルパティーン家
レイが、パルパティーンの血筋なんだなと思わせる描写が
良かった。
ファイターを焼いてしまったり、ライトセーバーを「もういらない!」って投げちゃうところなんか
いかにもパルパティーンの血筋らしく良かったです。
ルークが自分の失態を完全に過去に葬り去り
ドヤ顔でライトセーバーをキャッチする場面は
映画館で笑ってしまいました。
でも、人間らしさの溢れるいいシーンだったのではないでしょうか。
それだけに、最後は、パルパティーンの姓を名乗って欲しかったです。。。